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ペットの遺体保管、自宅の限界を超える3つの方法を比較

保存期間と保存環境
2024年08月10日
ペットの遺体保管は何日間?少しでも長くいっしょにいるための安置方法とは

最終更新日:2026年9月25日(内容を全面的に見直しました)

ご自宅でペットのご遺体を保管できるのは、保冷剤で夏1〜2日・冬2〜3日、ドライアイスを毎日補充しても夏4〜7日・冬7〜10日までです。それより長く一緒にいたいなら、業者の冷蔵保管、ドライアイスの定期手配、安置装置のレンタルの3つから選びます。

延ばしたい理由は、遠方の家族を待ちたい、年末年始で火葬場が休み、まだ気持ちが決まらない、とたいてい現実的なものです。限界に近づいてから探し始めると、選べる方法そのものが減っていきます。この記事では、3つの方法を費用・お別れの質・そばにいられるか・手間の4点で比べ、延ばしたい理由から選ぶ方法、長く安置することのもう一方の側面まで並べます。

ペットのご遺体を自宅で保管できる日数の上限

いま、ご自宅でのご安置にお困りの方へ

ドライアイスや保冷剤の交換に追われず、最長40日間きれいなお姿のまま、ご自宅でお別れの時間を過ごせるレンタルのご安置サービスがあります。関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)・東海(静岡・愛知)にお届け、24時間365日ご相談を承ります。

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まず上限を知る|ご自宅で延ばせるのはどこまでか

先に、いま手元にある道具でどこまで届くかをはっきりさせます。ここが分からないまま「もう少し様子を見よう」と先送りすると、その間に選べる手段が減っていきます。

・何もしない(常温)…夏は半日〜1日、冬でも1〜2日
・保冷剤(+冷房)…夏1〜2日、冬2〜3日
・ドライアイス(毎日補充)…夏4〜7日、冬7〜10日

方法ごとに日数がそこで止まる理由は常温・保冷剤・ドライアイス別|ペット遺体の安置日数を比較で詳しく比べています。ここで押さえてほしいのは、ご自宅での上限はドライアイスだということです。

ドライアイスが上限になるのは、冷やす力が足りないからではありません。毎日買いに行き、毎日交換し続けられるかという、続け方の問題です。深夜に亡くなった、年末年始で氷屋が閉まっている、ご自身が仕事で家を空ける。条件がひとつ重なるだけで、日数は目安どおりに延びなくなります。

冷房を強めても足しにはなりません。安置に適した室温は0〜5℃、7日以上の長期なら0〜2℃です。一般家庭のエアコンは16〜18℃前後までしか下がらず、冷房だけで日数を延ばすことはできません。

提携先の獣医師より

ワンちゃん、ネコちゃんが亡くなった直後、お身体に残った体温により腐敗が進行してしまいます。気温が10℃を下回る季節であっても、ご遺体を即座に冷却する必要があります。腐敗は体内温度が4℃を超えると進行してしまうため、冬場でも「寒いから大丈夫」と決めつけず、適切な方法で安置してあげましょう。

小滝橋動物病院 動物医療センター グループ代表 磯野先生(メモリアルキャリー提携先)

自宅の限界を超える3つの方法【4つの軸で比較】

ペットの遺体保管を延ばす3つの選択肢の比較

3つの方法は、保てる日数だけ見ると近い数字が並びます。実際に選ぶときに効くのは、費用・お別れの質・そばにいられるか・手間の4点です。

業者の冷蔵保管 ドライアイスの定期手配 安置装置のレンタル
保てる日数 5〜10日(0〜2℃の設備) 夏4〜7日/冬7〜10日 最長40日
費用 業者ごとの差が大きい。日数を伝えて総額を確認 5kgで3,600〜5,000円(通販・送料込)が中心 基本料金11,000円(税込)+日額5,000〜6,000円
お別れの質 設備が安定し、お姿は保ちやすい 包み方を誤ると皮膚が変色する 凍らせずに冷やすので、お姿が変わりにくい
そばにいられるか ×(預けるので家にいない) ○ ○
手間 搬送を頼めば、ほぼない 毎日の手配と交換、換気 交換作業なし

数字を見て意外に思われるのが、ドライアイスと安置装置の日数の差より、「手間」の行の差のほうが大きいことです。1週間ほどならどちらも届きますが、毎日の買い出しと交換を背負えるかどうかで、過ごせる時間の中身が変わります。

選ぶ基準は日数だけではありません。「そばにいたいか」と「毎日の作業を背負えるか」の2つに答えると、方法はほぼ1つに絞れます。

業者の冷蔵保管|預ければ5〜10日

ペット葬儀社や動物病院の霊安室は、0〜2℃で庫内全体を安定させる設備です。扉の開け閉めで温度が上下する家庭の冷蔵庫とは条件が違い、5〜10日は安定して保てます。運ぶところから頼めば、飼い主さんの作業はほとんどありません。

引き換えになるのは、そばにいられないことです。会いに行けるか、何時から何時までか、予約が要るかは業者ごとに違います。「あとで会いに行けると思っていたら、火葬の日まで会えなかった」というすれ違いが起きやすいところです。

預ける前に、電話で次の3つを確かめてください。

1. 面会できるか…できるなら時間帯と、予約が要るか
2. 料金の数え方…1日ごとに加算か、火葬プランに数日分が含まれるか
3. 火葬の日程…預かりと火葬を同じ業者でまとめられるか

料金は、何日預けるつもりかを伝えたうえで、火葬費用と合わせた総額で比べます。火葬の料金の目安はペット火葬の料金相場|費用の目安を方法・体格別に解説、引き取り先の種類ごとの違いは犬・猫の遺体の引き取り先|費用と返骨で選ぶ比較にまとめています。

ドライアイスの定期手配|自宅で延ばす現実的な上限

ご自宅にいたまま日数を稼ぐ方法です。夏なら4〜7日、冬なら7〜10日。1日あたりの量は、猫・小型犬(〜10kg)で3〜5kg、中型犬(10〜25kg)で5〜7kg、大型犬(25kg〜)で7〜10kgです。

費用は買い方で変わります。ネット通販なら5kgで3,600〜5,000円(送料込)が中心で、氷屋や製氷店なら1kgあたり500〜800円ほどで量り売りに応じてもらえることもあります。

小型犬で1日5kgを7日続けると、2.5〜3.5万円ほどです。大型犬で1日10kg使うなら1日7,000〜10,000円、7日で5〜7万円になります。数日なら手軽でも、長引くほど負担が重くなる方法です。

もうひとつ見落とされやすいのが、手配そのものの難しさです。氷屋の営業は昼間が中心で、日曜や年末年始は休みに入ります。通販は届くまでに時間がかかります。「今日の分は間に合ったが、明日の分が読めない」状態が続くこと自体が、思っている以上に消耗します。

当日に買える店はペット安置用ドライアイスの販売店は?東京で当日・24時間入手、置き方と量は猫〜大型犬までペット遺体へのドライアイスの置き方・量・交換頻度|猫〜大型犬、安全な扱い方はドライアイスの保存方法と安全な使い方|冷凍庫NG・換気・処分にあります。

安置装置のレンタル|最長40日・交換作業なし

私たちが運営する「メモリアルキャリー」は、火葬までの間、ご自宅でご遺体を安置するための装置をレンタルするサービスです。ドライアイスが不要で、保冷剤の入れ替えもありません。装置に安置したまま、最長40日間ご自宅で一緒に過ごせます。

凍らせずに冷やし続ける方式なので、解凍にともなうお姿の変化が起きません。小動物から大型犬まで対応しています。

実際に選ばれるのは、次のような場面です。

・海外にいる家族の帰国を待ちたい
・年末年始やお盆で火葬場が動かない
・飼い主さんご自身の入院や出張と重なった
・「まだ決められない」気持ちに時間が必要

夜中の交換作業がなくなるぶん、残された時間を見送りの準備と気持ちの整理に使えます。対応エリアは関東一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)と東海(静岡・愛知)で、ご相談は0120-651-665で24時間受け付けています。

延ばしたい理由から選ぶ

日数だけを見比べても決まりません。「なぜ延ばしたいのか」から入ると、選ぶ方法はかなり絞れます。

延ばしたい理由 必要になりやすい日数 向いている方法
遠方・海外の家族の帰りを待つ 3〜10日 安置装置(自宅で待てる)/冷蔵保管
年末年始・お盆で火葬場が休み 3〜7日 安置装置(この時期はドライアイスも手に入りにくい)
飼い主さんの入院・出張 2〜7日 業者の冷蔵保管(自宅で世話ができない)
火葬の予約が取れない 2〜5日 まずドライアイス。長引きそうなら早めに切り替える
気持ちの整理がつかない 読めない 安置装置(日数を後から決められる)

表の最後の行に日数を書けないのは、あらかじめ決められるものではないからです。この場合は、日数を先に決めなくてよい方法を選んでおくと、あとから短くも長くもできます。

逆に、ドライアイスを毎日買い足しながら「いつまで続けるか」を悩むのは、判断と作業が同時に押し寄せる、いちばんつらい形です。火葬が何日後かで変わる段取りはペット火葬までの保存方法|当日・翌日・3日後・1週間後にまとめています。

延ばすと決めた日にやる2つのこと

ペットの安置を延ばすと決めたときにやっておくこと

1つめは、火葬の予約を先に押さえることです。安置を延ばすことと、火葬の日を決めないことは別です。週末・連休・年末年始は予約が埋まりやすく、立会いを希望するならなおさらです。業者には「いま何日目か」と「あと何日安置する予定か」を最初に伝えてください。

2つめは、「ここまで」のサインを覚えておくことです。においが変わる、お腹が張ってくる、赤茶色の体液が止まらない、お腹や耳の内側の色が変わる。どれかが出たら、方法を1段上げるか、火葬の日を前倒しします。見分け方はペット遺体の腐敗はいつから?サインの見分け方と段階別の対処にまとめています。

サインが出てから業者を探し始めると、選べる範囲が一気に狭くなります。だからこそ、延ばすと決めた最初の日に、予約も一緒に押さえてください。

長く安置することの、もう一方の側面

ここまで、どうすれば延ばせるかを書いてきました。同時に、現場でよく聞くもう一方の話も書いておきます。日数を延ばすほど、お別れが楽になるとは限りません。

一緒に過ごす日が増えると、区切りの日が決まらなくなることがあります。「明日にしよう」を毎日くり返し、10日たってしまったというご相談は珍しくありません。ご家族の間で「もう見送ろう」「まだ待ちたい」と気持ちがずれて、それがつらさになることもあります。

だから延ばすな、という話ではありません。延ばすなら、最初に「いつまで」を仮で置いてください。「家族が帰る日曜まで」で十分です。仮の日を置いてから延ばすのと、決めないまま日が過ぎるのとでは、同じ10日でも過ごし方がまるで違います。

もうひとつ。長さと満足度は比例しません。3日でも、名前を呼び、好きだった場所に寝かせ、写真を撮り、家族が順番に会えたなら、それは十分なお別れです。そばで眠りたいときの注意は亡くなった犬・猫と一緒に寝て大丈夫?添い寝できる期間と注意点にあります。

「メモリアルキャリー」はどんなサービスか

ご遺体安置装置メモリアルキャリーのレンタル

サービス名で検索してこのページに来られた方のために、要点をまとめます。メモリアルキャリーは、株式会社ペトリーが運営する、ペット専用のご遺体安置装置のレンタルサービスです。

項目 内容
できること 火葬までの間、ご自宅で最長40日間のご安置
ドライアイス 不要。保冷剤の交換作業もありません
お姿 凍らせずに冷やすため、解凍にともなう変化が起きません
対応する体格 小動物から大型犬まで
料金 基本料金11,000円(税込)+日額5,000〜6,000円(地域により異なる)
対応エリア 関東一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)と東海(静岡・愛知)
相談 0120-651-665(24時間)

火葬業者ではないため、火葬は別に手配していただきます。「安置だけをどうにかしたい」部分を引き受けるサービスだとお考えください。まだ何日必要か分からない段階でのご相談も多く、日数が決まっていなくても構いません。

延ばすときにやってはいけない5つのこと

よくあるのが、延ばそうとして、かえって日数を縮めてしまうケースです。

1. 冷房だけで一晩越そうとする…16〜18℃は涼しい部屋であって、安置に適した温度ではありません
2. 「明日決めよう」を続ける…保冷剤で1日ずつつなぐと、限界の日に切り替える余裕がなくなります
3. お腹以外を中心に冷やす…傷みは内臓のあるお腹から進みます。お腹、首・頭、背中の順です
4. ドライアイスを密閉容器に入れる・素手で持つ…破裂や凍傷の原因になります
5. 火葬の予約を後回しにする…日数が延びても、火葬の枠が空いていなければ意味がありません

迷っているなら、迷っている時点で一段上の方法に相談してください。使わずに済めば、それで構いません。

よくある質問

Q. ペットのご遺体は最長何日まで保管できますか?

ご自宅では、ドライアイスを毎日補充して夏4〜7日・冬7〜10日が上限です。業者の冷蔵保管なら5〜10日、安置装置のレンタルなら最長40日です。何日もつかを種類ごとに見たいときはペットの遺体保管は何日?猫・犬・小動物別の日数と延ばす方法をご覧ください。

Q. 業者に預けると、火葬の日まで会えなくなりますか?

業者によります。面会できるところもあれば、営業時間内のみ・予約制のところもあります。預ける前に「会いに行けますか」「何時から何時までですか」を確かめてください。そばにいることを最優先したいなら、ご自宅で延ばす方法が合っています。

Q. ドライアイスを1週間続けると、いくらかかりますか?

体格で大きく変わります。小型犬で1日5kgなら7日で2.5〜3.5万円ほど、大型犬で1日10kgなら7日で5〜7万円ほどです。日数が読めないうちは総額も読めない、という点も判断材料になります。

Q. 40日も自宅に置いて、においや衛生面は大丈夫ですか?

冷やし続けられているかどうかで決まります。低温が保たれていれば、においが部屋に広がることはありません。逆に、冷却が途切れたまま日数だけ延ばすと、数日でにおいが出ます。日数より、その間ずっと冷やし続けられる方法かどうかで選んでください。

Q. 安置を延ばすと、火葬でお骨がきれいに残らなくなりますか?

きちんと冷やして保っていれば、火葬やお骨上げに影響が出ることは通常ありません。気になる場合は、火葬業者に「何日安置していたか」を伝えてください。当日の段取りは業者側で判断してもらえます。

Q. 冷蔵庫や冷凍庫に入れて延ばすことはできますか?

家庭の冷蔵庫に入るのは、密閉できる小動物までです。冷凍すれば日数は延びますが、解凍のときにお姿が変わります。どちらを選ぶかの判断はペット遺体の保管は冷蔵庫と冷凍庫どちら?判断基準を比較にまとめています。

出典・参考にした公的資料

料金・手続きは自治体や事業者によって異なります。最新の内容は各リンク先の公式情報をご確認ください。

この記事を書いた人:メモリアルキャリー編集部
ペットのご遺体安置装置「メモリアルキャリー」を運営する株式会社ペトリーの編集部です。ご家族からのご相談と、実際のご安置の現場で得た知見をもとに記事を作成しています。

火葬までのご安置に不安がある方へ

ドライアイスの交換や保冷剤の入れ替えに追われず、ご自宅で最長40日間、お別れの時間をゆっくり過ごせるレンタルのご安置サービス「メモリアルキャリー」があります。ドライアイス不要・交換不要・凍らせないため、きれいなお姿のままお見送りの準備ができます。関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)・東海(静岡・愛知)にお届け、24時間365日ご相談を承ります。

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