Memorial Carry|メモリアルキャリー

メモリアルキャリーロゴ

保冷剤の選び方|ペット安置に使う種類・購入場所・代用

安置・保冷の方法
2024年03月19日
ペット安置用の保冷剤はどんなものを使用する?購入場所なども解説!

最終更新日:2026年9月25日(内容を全面的に見直しました)

ペットの安置に使う保冷剤は、プラスチック容器に入ったハードタイプ(1個350〜500g)を選んでください。冷たさが長もちし、お腹や頭に安定して当てられます。お弁当に付いてくるジェル状のソフトタイプ(1個30〜50g)は、すき間を埋める補助です。どちらもホームセンターや100円ショップで手に入ります。

小さなソフトタイプだけで冷やし続けるのは、現実的ではありません。1〜2時間ほどでぬるくなり、交換が追いつかなくなります。この記事では、保冷剤という「物」に絞って、種類の違い、冷える温度、どこでいくらで買えるか、凍らせ直す時間、代用品を並べます。

ハードタイプとソフトタイプの保冷剤の比較|安置に向くのはハードタイプ

いま、ご自宅でのご安置にお困りの方へ

ドライアイスや保冷剤の交換に追われず、最長40日間きれいなお姿のまま、ご自宅でお別れの時間を過ごせるレンタルのご安置サービスがあります。関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)・東海(静岡・愛知)にお届け、24時間365日ご相談を承ります。

お電話で相談(0120-651-665・24時間)
LINEで無料相談

保冷剤の種類と選び方【比較表】

安置に使える冷却材は、大きく4種類あります。重さと冷える時間、安置での向き不向きを一覧にしました。

種類 重さ・冷える時間の目安 安置での向き
ハードタイプ保冷剤 1個350〜500g・手のひら大
数時間〜半日
◎ 主役。体を冷やす中心に使う
ソフトタイプ保冷剤 1個30〜50g・薄型
1〜2時間程度
△ 補助。首まわりなどのすき間に添える
ロックアイス・板氷 袋・板単位
数時間(溶けて水が出る)
○ すぐ手に入る。水漏れ対策が必要
ドライアイス 表面−78.5℃・kg単位
約24時間(1日1回交換)
◎ 長期向き。ただし扱いに注意

表の中で差が大きいのが、ハードとソフトの冷える時間です。重さが10倍ほど違うので、同じ「保冷剤1個」でも冷やす力はまったく別物です。

ドライアイスは強力ですが、素手で触れない・換気が要るといった注意点があり、体格ごとの必要量も変わります。まずはハードタイプの保冷剤をそろえ、日数が延びそうならドライアイスを考える順番が扱いやすいです。

安置に向くのはハードタイプ|3つの理由

ハードタイプが安置の主役になるのには、はっきりした理由があります。

1. 冷たさが長もちする…中身が多いぶん、ソフトタイプより長く冷えています。交換の回数が減り、夜通しの安置でも負担が軽くなります
2. 形がくずれず、当てやすい…固い容器なので、お腹の下に敷いても体重でつぶれず、袋が裂けて中身が漏れる心配もありません
3. くり返し使える…溶けても冷凍庫で凍らせ直せます。氷のように水が出ることもありません

いっぽうソフトタイプは、体の曲線になじむのが長所です。ハードタイプでは覆いきれない首まわりや脇の下を埋める役に向いています。ハードを主役に、ソフトを脇役に。役割を分けて使ってください。

なお、ハードタイプでもお弁当用の小さなものは冷える時間が短くなります。安置には手のひら大以上を選んでください。

冷える温度の違い|氷点下タイプと0℃タイプ

見落とされがちですが、保冷剤には冷える温度帯が違う2種類があります。パッケージの表示を見て選ぶと、安置での効きが変わります。

氷点下タイプ(−16℃前後など)は、冷凍食品を運ぶために作られたもので、しっかり冷えます。安置に向くのはこちらです。「−16℃」「強力」「冷凍用」といった表示が目印です。

0℃タイプは、食品の鮮度を保つためのもので、冷たさはおだやかです。手元にこれしかない場合は補助として使えますが、主役には氷点下タイプを選んでください。

ただし、氷点下タイプほど肌に当たったときの影響も大きくなります。冷たいから効くと考えて直接当てるのではなく、必ずタオル1枚で包んでから使ってください。

店頭で迷ったら、パッケージの保冷温度の表示を確認します。表示がなければ、「冷凍・冷蔵どちらにも」ではなく「冷凍用・強力タイプ」と書かれたものを選ぶと、安置に向いた冷たさが得られます。

保冷剤の冷たさが大事なのは、部屋だけでは冷やしきれないからです。家庭のエアコンは16〜18℃前後が限界で、安置に向く0〜5℃には保冷剤なしでは届きません。

提携先の獣医師より

ワンちゃん、ネコちゃんが亡くなった直後、お身体に残った体温により腐敗が進行してしまいます。気温が10℃を下回る季節であっても、ご遺体を即座に冷却する必要があります。腐敗は体内温度が4℃を超えると進行してしまうため、冬場でも「寒いから大丈夫」と決めつけず、適切な方法で安置してあげましょう。

小滝橋動物病院 動物医療センター グループ代表 磯野先生(メモリアルキャリー提携先)

サイズは体格に合わせて選ぶ

冷やす面積が体の大きさに見合っていないと、うまく冷えません。「体が大きいほど、大きめ・多めを選ぶ」と覚えてください。

ハムスター・小鳥などの小動物
大きなハードタイプを体に押しつける必要はありません。箱の外側に添える形で冷えるので、小さめのハードタイプか、ソフトタイプで対応できます。

猫・小型犬
手のひら大のハードタイプが扱いやすいサイズです。お腹や頭など、冷やしたい場所に安定して当てられます。

中型犬・大型犬
体積が大きく熱も持ちやすいため、大容量のハードタイプや1kg級の大判タイプを混ぜます。小さな保冷剤を何枚も並べるより、大判を要所に当てるほうが管理も楽です。

体格ごとに何個そろえればいいかは、ペットが亡くなったら保冷剤は何個?包み方・交換頻度・安置期間に早見表があります。犬の体格別は犬が亡くなったら保冷剤は何個?体格別の量・置く場所・交換頻度、猫は猫の遺体は保冷剤で何日もつ?量と置き方・ドライアイスの使い方にまとめています。

どこで買える?購入場所と価格

売り場に並ぶハードタイプ保冷剤|保冷剤が買える場所

保冷剤は身近な場所で手に入ります。急いでいるときの入手先を、手に入るものと価格の目安で並べました。

買える場所 手に入るもの 価格の目安
ホームセンター ハードタイプの大きめ・大容量。アウトドア売り場に業務用も 1個 数百円〜1,000円前後
100円ショップ ソフトタイプ・小型のハードタイプ 数十円〜数百円
ドラッグストア・スーパー 保冷剤のほか、ロックアイスや板氷 ロックアイス1袋 200〜400円前後
コンビニ ロックアイス・凍ったペットボトル 夜間でも買える
通販 大容量・業務用のハードタイプ 届くまで時間がかかる

安置用には、ホームセンターが第一候補です。大きめのハードタイプがそろい、まとめ買いもしやすいためです。100円ショップの小型品は、主役用ではなく脇役用と考えてください。

通販は、今夜の分には間に合いません。すぐ必要なときは店頭で調達し、通販は買い足し用にします。最期が近いと感じたら、早めに取り寄せて冷凍庫に入れておくと慌てずに済みます。

ドライアイスは、産業用ガスを扱う専門店や一部の葬儀社、通販で購入できます。5kg・15kgといった単位で売られることが多く、取り扱う店も限られます。電話で在庫と販売単位を確かめてから向かってください。当日すぐに手に入れる方法はペット安置用ドライアイスの販売店は?東京で当日・24時間入手にまとめています。

買いに行く前に確かめる3つのこと

店に着いてから迷わないよう、出かける前に次の3つを確かめてください。ここを飛ばすと、買ったのに冷凍庫に入らない、夜に替えが足りない、といったことが起きます。

1. 冷凍庫の空き…凍らせ直す組を入れる場所が要ります。猫・小型犬なら、手のひら大のハードタイプ4〜6個が平らに並ぶ広さを空けておきます
2. 家にある保冷剤の数と種類…ハードタイプとソフトタイプを分けて数えます。ソフトタイプはハードタイプの数に入れません
3. 火葬までのおおよその日数…1〜2日なら保冷剤で足ります。それより長いなら、保冷剤の買い足しより先にドライアイスの入手先を調べます

冷凍庫の空きは、見落とされやすい落とし穴です。保冷剤を買いそろえても、凍らせる場所がなければ2組目は回りません。冷凍食品を一時的にクーラーボックスへ移すなどして、場所を先に作ってください。

夜間に買いに行くなら、24時間営業のスーパーやドラッグストアが頼りになります。保冷剤の売り場がなくても、ロックアイスと凍ったペットボトルは多くの店にあります。今夜はそれでしのぎ、翌日ホームセンターでハードタイプをそろえる二段構えで十分です。

買いに出るあいだも、ご遺体は涼しい部屋の床に寝かせ、家にある保冷剤をお腹に当てておいてください。当てる場所の順番はお腹 → 首・頭 → 背中です。

再冷凍にかかる時間と、回して使うコツ

冷凍庫に並べた保冷剤|凍らせ直してローテーションで回す

ハードタイプは溶けてもくり返し使えますが、もう一度しっかり凍らせるには時間がかかります。家庭用の冷凍庫で、手のひら大なら6〜8時間ほど、大容量タイプは半日以上を見ておいてください。

当てている保冷剤がぬるくなってから凍らせ始めると、その間ずっと体を冷やせません。そこで、使う数の倍を用意し、「体に当てる組」と「冷凍庫で凍らせる組」の2組で交代させるのが基本です。

ここで計算が合わなくなるのが夏です。交換は3〜4時間おき(冬は6時間おき)なので、凍らせ直しに6〜8時間かかる保冷剤は、夏の2組体制では凍りきらないうちに出番が来ます。冷凍庫に余裕があれば、凍らせたペットボトルを3組目の代わりに入れておくと、その穴を埋められます。

凍らせ直すときは、冷凍庫の中で重ねずに並べると早く凍ります。保冷剤と冷房を併用してご家庭で安置できるのは、夏で1〜2日、冬で2〜3日が目安です。それより長くなるなら、保冷剤を買い足すより方法を切り替えるほうが確実です。

保冷剤がないときの代用

手元に保冷剤が足りないときは、次のもので代用できます。夜間や災害時など、すぐに買いに行けないときの備えとして知っておくと安心です。

・凍らせたペットボトル…ハードタイプの代わりになります。水は8分目までにして、凍って膨らんでも割れないようにします
・ロックアイス・板氷…スーパーやコンビニですぐ買えます。溶けると水が出るので、袋を二重にして使います
・食品用の保冷剤…ケーキや冷凍食品に付いてくるもの。ソフトタイプと同じ補助として使えます

どの代用品も、保冷剤より結露や水漏れが多く出ます。タオルやガーゼで包み、体の下にはペットシーツを敷いてください。食品用の保冷剤は、ふだんから捨てずにためておくと、いざというときに数がそろいます。

ペットボトルは、2Lを1本より500mlを数本のほうが使いやすくなります。体の曲線に沿わせやすく、凍るまでの時間も短くて済むためです。最期が近いと感じたら、水を入れたペットボトルを何本か冷凍庫に入れておくと、いざというときに慌てません。

部位ごとの代用品の向き不向きは、犬が亡くなったら冷やす場所はお腹|正しい冷やし方と応急処置で表にしています。

保冷剤を買うときによくある失敗

よくあるのが、買ってから「これでは足りなかった」と気づくケースです。次の4つは避けてください。

1. 小さいものばかり買う…お弁当用だけでは冷える時間が短く、数も足りません
2. 1組しか用意しない…凍らせ直すあいだ、冷やせなくなります
3. 0℃タイプを選ぶ…冷たさがおだやかで、主役には力不足です
4. ドライアイスをあわてて大量に買う…扱いに注意が要り、家庭では持て余すことがあります

使い方でも失敗は起きます。保冷剤は体に直接当てず、タオルかガーゼで包んでください。直接当てると、その部分が変色したり、結露で毛が濡れて傷みが早まったりします。重い保冷剤をお腹に直接のせると、圧迫で口や鼻から体液が押し出されることもあります。

ほかに安置でそろえるもの(ペットシーツ・箱・タオルなど)は、ペット安置に必要なもの一覧|セット品・買える場所・費用で一覧にしています。

よくある質問

Q. お弁当用の小さな保冷剤でも大丈夫ですか?

それだけで冷やし続けるのは難しいです。1〜2時間ほどでぬるくなるため、すき間を埋める補助に回してください。主役には、手のひら大以上のハードタイプを用意します。

Q. 保冷剤とドライアイス、どちらがいいですか?

火葬まで1〜2日なら、ハードタイプの保冷剤で足ります。それより長くなるなら、ドライアイスの冷やす力が向いています。ただし素手厳禁・換気必須です。量と置き方は犬の遺体のドライアイスは何日もつ?量・置き方・交換頻度で確かめてください。

Q. 凍らせるのが間に合いません。どうすれば?

再冷凍には手のひら大で6〜8時間かかるため、2組で交代させるのが基本です。それでも足りないときは、コンビニのロックアイスや凍らせたペットボトルで一時的に補ってください。

Q. 冷蔵庫の製氷機の氷でも代用できますか?

一時的な代用にはなります。粒が小さく溶けやすいので、ポリ袋を二重にしてまとめ、水漏れ対策をして使ってください。長く冷やすなら、ロックアイスや凍らせたペットボトルのほうが向いています。

Q. 保冷剤は何個くらい必要ですか?

猫・小型犬なら、同時に当てるのが4〜6個、交換用を含めて8〜12個です。どちらもハードタイプ1個350〜500gが前提で、ソフトタイプでは同じ数では足りません。体格別の早見表はペットが亡くなったら保冷剤は何個?包み方・交換頻度・安置期間にあります。

Q. 保冷剤を体に直接当ててはいけないのですか?

直接当てると、その部分が変色したり、結露で毛が濡れて傷みが早まったりします。ジッパー付きの袋に入れ、薄手のタオル1枚で包んでから当ててください。包み方の手順はペットが亡くなったら保冷剤は何個?包み方・交換頻度・安置期間で説明しています。

Q. ソフトタイプ(ジェル)だけでも安置できますか?

できないわけではありませんが、1個30〜50gと小さく、1〜2時間ほどでぬるくなります。かなりの数と、ひんぱんな交換が必要になり、現実的ではありません。今夜はソフトタイプでしのぎ、翌日ハードタイプを買いそろえてください。

Q. 夏と冬で、用意する量は変わりますか?

当てる数は同じですが、夏は溶けるのが早く、交換の回数が増えます。夏は3〜4時間おき、冬は6時間おきが目安です。夏は凍らせ直しが追いつかないこともあるので、凍らせたペットボトルなどの予備を多めに冷凍庫へ入れておいてください。

出典・参考にした公的資料

料金・手続きは自治体や事業者によって異なります。最新の内容は各リンク先の公式情報をご確認ください。

この記事を書いた人:メモリアルキャリー編集部
ペットのご遺体安置装置「メモリアルキャリー」を運営する株式会社ペトリーの編集部です。ご家族からのご相談と、実際のご安置の現場で得た知見をもとに記事を作成しています。

火葬までのご安置に不安がある方へ

ドライアイスの交換や保冷剤の入れ替えに追われず、ご自宅で最長40日間、お別れの時間をゆっくり過ごせるレンタルのご安置サービス「メモリアルキャリー」があります。ドライアイス不要・交換不要・凍らせないため、きれいなお姿のままお見送りの準備ができます。関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)・東海(静岡・愛知)にお届け、24時間365日ご相談を承ります。

LINEで無料相談
お電話で相談(0120-651-665・24時間)
かんたん自動見積もり

小滝橋動物病院・羽根木動物病院・横浜動物救急診療センター VECCS Yokohama・どうぶつの総合病院 専門医療&救急センター・動物医療センター Pecoグループと提携しています。
実際の使用例と飼い主様の声もご覧いただけます。