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愛犬の遺体はすぐ冷やすことが重要!冷やす場所や方法・保存期間とは

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2024年05月07日
愛犬の遺体はすぐ冷やすことが重要!冷やす場所や方法・保存期間とは

愛犬が亡くなってしまったら途方に暮れてしまう方も多いのではないでしょうか。

しかし、愛犬もきちんとした処置を行わないときれいな姿で葬ることはできません。

その処置の中でも大切な行為が冷やすことです。

今回は、愛犬のなきがらを冷やすことをテーマに解説しましょう。

最後まで読めばきっと愛犬を天国へ送る際に冷やすことがいかに重要かわかるはずです。

大切な愛犬の遺体を少しでも長く保存するために…冷やす方法や場所を解説

大切な愛犬の遺体を少しでも長く保存するために…冷やす方法や場所を解説

大切な愛犬を亡くしてしまったら冷やす必要があります。

それは遺体を少しでも長く保存することが目的です。

ここではなぜ遺体を冷やす必要があるのか、どんなもので冷やすのがベストなのかといったことなどを中心に解説しましょう。

犬が亡くなったらなぜ遺体を冷やすのか

犬が亡くなったらなぜ遺体を冷やすのか

生き物が亡くなると腐敗が起こります。

何もしない状態で遺体を置いておくと異臭の発生や遺体の痛みが早まってしまいます。

遺体を適切に冷やすことで、愛犬の腐敗を遅らせることが可能です。

保冷剤?ドライアイス?犬の遺体を冷やすには何がベスト?

保冷剤?ドライアイス?犬の遺体を冷やすには何がベスト?

犬を冷やすことはとても大切なことです。

その点については先ほども触れました。

しかし、どのような方法で行うのがベストなのでしょうか。

ここでは、冷やすのに役立ちそうな保冷剤、氷、そしてドライアイスについて解説しましょう。

保冷剤

保冷剤は、愛犬の遺体を冷やすのに使用できるもののベストではありません。

メリットとしてはすぐに用意できるという点が挙げられます。

スーパーやコンビニなどで調達できるだけでなく、自宅の冷蔵庫にもあるからです。

ただ、持続時間が短めであり、数時間おきに交換をしないと、どんどんぬるくなってしまいます。

冷やすことはできるものの、持続時間などを考えるとあまり有効ではありません。

また、結露などもしやすく、水が周りに出てしまうこともあるでしょう。

氷は愛犬の遺体を冷やすのに適さない手段です。

確かにしっかり冷やせることや入手がとても簡単という面で見れば、かなりメリットがあるように見えます。

しかし、デメリットとして持続時間が短い、溶けた水、結露といったものが挙げられます。

確かに冷えるものの、暖かい部屋や夏場などではすぐに氷が溶けてしまい、持続時間はそこまで長くありません。

また、氷の場合は溶けるため、氷嚢などでよほどしっかり密封しておかないと水が漏れてくることもあります。

それに結露なども厄介です。

ドライアイス

ドライアイスは愛犬の遺体を冷やす手段としてベストといえます。

デメリットといえば入手性の悪さくらいで、ネットなどを利用して工夫することでそのデメリットも解消されます。

一方、ベストな理由としては持続時間も長く、タオルなどでくるめばどんどん冷えて消えていってくれるため、残った水を気にする必要もありません。

また、氷やドライアイスよりもかなり低温になるため、愛犬の遺体を十分冷やすことができるという点でもベストな方法です。

犬の遺体の冷やす場所は3か所

犬の遺体の冷やす場所は3か所

冷やし方は犬を寝かせている状態であれば、お腹、首、お尻(背中)といった部分が有効です。

これらの部分は腐敗が進行しやすかったり、温度が上がることで悪臭の原因となることがあるからです。

とりあえず冷やしたいという場合は、これらの3か所を重点的に冷やすことで愛犬の遺体をより長い時間良い状態に保てるようになります。

もちろん、犬の体の大きさ、夏や冬といった季節、あるいは安置している部屋の室温によって数が変化します。

犬の遺体を冷やすことで保存できる期間

犬の遺体を冷やすことで保存できる期間

愛犬の遺体を保存できる期間は、気温の高い夏場の場合で1~2日、気温が低くなる冬場でさえ2~3日が保存できる目安になります。

ただ、冷やすことで夏場の場合最大1週間、冬場であれば10日間に延長させることも可能です。

ただ、この場合はドライアイスを使用し、そのドライアイスがなくなってきたらこまめに追加するといった適切な措置を取るという条件なので、

実際はそれよりもやや短めになることや大型犬の場合は確実に短くなるので注意しましょう。

長期保存を望むならば冷凍庫で冷やすという選択肢も

長期保存を望むならば冷凍庫で冷やすという選択肢も

先ほど紹介した期間は、あくまで自宅でドライアイスを使って冷やすという手段を取った場合です。

実は長期保存をする場合、冷凍庫で冷やすという選択肢もあります。

都市部ではそのようなサービスを行って愛犬の遺体を長期保存するといったことも可能にしており、すぐに葬儀ができない、火葬ができないといったケースに対して十分な対応を行っています。

この方法を利用すれば、愛犬の遺体を長期にわたって保存できるようになるでしょう。

愛犬の遺体を冷やす前の処置方法

愛犬の遺体を冷やす前の処置方法

愛犬の遺体を冷やす場合、前段階で処置しておく必要があります。

その処置をしておくことで冷やす際の効果をより高めることができます。

ここでは具体的な方法として自然な体勢に整えることや清拭をすること、そして棺や箱に納めることといった手順を紹介します。

自然な体勢に整える

まず自然な体制に整えることです。

犬の体を冷やす前に死後硬直対策として手足をゆっくりたたんで丸まった姿勢にすることがポイントです。

こうすることで眠っているような体勢になり、安置された姿勢になります。

さらに口が開いている場合は、ゆっくり顎を動かして閉じさせ、まぶたが開いている場合はそっと手でなでるように閉じるようにしましょう。

すでに死後硬直している場合は半日程度で硬直が解けるので、そのタイミングを狙って再度試みます。

清拭する

次に清拭をします。

愛犬が亡くなってしまうと、出欠や排泄物といった体液類が外に出てきてしまうことがあります。

こういった形で汚れてしまうと、愛犬の遺体の腐敗が進行してしまいます。

そうならないように脱脂綿コットンなどでふき取りを行い、場合によっては出ている部分にコットンなどを詰めておきます。

同時に雑菌の繁殖を防ぐためにお湯で濡らしたタオルなどでゆっくり全身を清拭しましょう。

このようにきれいな状態にして冷やします。

棺や箱に納める

すでに棺や箱が用意されている場合は、愛犬の遺体をそれらに入れましょう。

ただ、箱や棺に染み出すこともあるので、あらかじめペットシーツ新聞紙、ビニールなどを準備しておきます。

事前に愛犬を冷やすためのドライアイスなどを並べておくと愛犬の遺体をよりスピーディに冷やせるでしょう。

また、直射日光を当ててしまうと腐敗が進みやすくなるため、直射日光の当たらない場所に愛犬の遺体と箱などを安置するのがポイントといえます。

まとめ

愛犬が亡くなってしまったとき、誰しもが動揺します。

そのような時でも最初に行いたいのが愛犬の遺体を冷やすという行為です。

今回はその方法について説明しました。

もし、愛犬がなくなってしまったら、まずは保冷剤やドライアイスを準備して紹介した方法で対処しましょう。