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ペット火葬の料金相場|費用の目安を方法・体格別に解説

お別れ・葬儀・供養
2024年07月16日
ペット葬儀の料金は?ペットの種類や火葬方法ごとの費用をガイド

最終更新日:2026年7月24日(内容を全面的に見直しました)

ペット火葬の費用は、火葬の方法と体の大きさでほぼ決まります。方法は3つ。①合同火葬(ほかのご家族のペットと一緒に焼く/いちばん安いが返骨なしが多い)、②個別火葬(一頭ずつ焼いてお骨が返る/立会と一任がある)、③訪問火葬(火葬車が自宅に来る)。目安は合同火葬で5,000〜8,000円ほどから、個別火葬は猫・小型犬で3万円前後、大型犬で5万円前後です。金額は業者・地域で幅があるため、最後は必ず見積もりで確認してください。

相場を先に知っておくと、電話口の「◯◯円から」という言葉に流されずに済みます。この記事では、方法別・体格別の目安、地域による違い、見落としやすい追加費用、そして安すぎる業者の見分け方までを、順を追って整理します。

ペット火葬の料金体系は3つ。まず仕組みを知る

ペット葬儀の料金は「火葬の方法」と「ペットの体重」の掛け合わせで決まります。同じ体格でも、方法が変われば費用は2倍以上ちがうことも珍しくありません。まずは方法ごとの考え方と、それぞれのメリット・デメリットを押さえましょう。

合同火葬(いちばん安い・返骨なしが多い)

ほかのご家族のペットと同じ炉でまとめて火葬する方法です。1頭あたりの負担が軽いぶん料金が安く、体格の小さな子なら5,000〜8,000円ほどからが目安。ただし複数を一緒に焼くため、お骨は返ってこないことがほとんどで、納骨も合同の供養塔や合同墓になります。

「費用を抑えたい」「お骨は残さなくてよい」「供養は業者にすべて任せたい」という方に向く方法です。逆に、あとから「やっぱりお骨を手元に残したかった」と思っても取り戻せないため、そこだけは先に気持ちを固めておく必要があります。

個別火葬(お骨が返る・一任と立会がある)

一頭ずつ個別の炉で火葬し、お骨を引き取れる方法です。同じ「個別」でも中身が2つに分かれます。

・一任(おまかせ)…火葬を業者に任せ、後日お骨を受け取る形。立会より少し安く、仕事などで立ち会う時間が取れない方に向きます。
・立会(会葬)…人間の葬儀のように家族が火葬に立ち会い、拾骨まで行う形。手厚いぶん料金は上がりますが、最期まで見送れる安心感があります。

個別火葬の相場は合同火葬より1万〜2万円ほど高くなるのが一般的で、猫・小型犬で3万円前後、大型犬で5万円前後が目安です。お骨を自宅で供養する、納骨する、散骨するなど、返骨後の選び方は自由です。

訪問火葬(火葬車が自宅に来る/「ペット火葬車」)

火葬炉を積んだ車で自宅まで来てもらい、その場で火葬する方法です。「ペット火葬車」で探される方が多いのがこのタイプ。ご遺体を運べない、住み慣れた家の近くで見送りたい、小さな子どもや高齢の家族も一緒に見送りたい、という場合に向きます。

料金は個別火葬に近く、体格しだいで1万5,000〜4万円ほどが目安。多くは個別で焼いてお骨も返りますが、対応エリア外だと出張費が加算される点と、住宅密集地では駐車場所や煙・においへの配慮が必要な点を、予約時に確認しておきましょう。

【早見表】火葬方法×体格ごとの費用の目安

体格と方法を掛け合わせた費用の目安です。あくまで相場で、業者・地域によって上下します。実際の金額は火葬前の計測と見積もりで確定します。

体格 合同火葬
(返骨なし)
個別・一任
(返骨あり)
個別・立会
(家族で見送り)
訪問火葬
(火葬車)
小動物
(ハムスター・小鳥・ウサギなど)
約5,000〜10,000円 約15,000〜25,000円 約20,000〜30,000円 約15,000〜25,000円
猫・小型犬 約10,000〜20,000円 約25,000〜35,000円 約30,000〜40,000円 約20,000〜35,000円
中型犬 約15,000〜30,000円 約35,000〜45,000円 約40,000〜50,000円 約25,000〜45,000円
大型犬 約25,000〜40,000円 約45,000〜60,000円 約50,000〜70,000円 約35,000〜55,000円

猫の火葬(猫火葬値段で調べる方が多いところです)は、個別火葬でおよそ2万5,000〜3万5,000円が目安。合同火葬を選べば1万円台に収まることもあります。ウサギやフェレットなどは猫に近い区分で扱われることが多く、ハムスターや小鳥はさらに安価です。

体格で費用が変わる理由と、体重の測り方

体が大きいほど火葬に時間と燃料がかかるため、料金は体重で段階的に上がります。同じ「小型犬」でも、業者ごとに体重の区切り(〜5kg、〜10kgなど)が違うので、境目の体格の子は、どの区分になるかが費用に直結します。区分の境目(たとえば10kg前後)の子は、見積もり時に「何kgまでがこの料金ですか」と聞いておくと安心です。

体重は火葬前に業者が計測しますが、事前におおよそを把握しておくと見積もりのブレを減らせます。抱いて体重計に乗り、自分の体重を引く方法で十分です。申告より計測値が重く、当日に区分が上がって追加になった、という行き違いは避けたいところです。

合同火葬と個別火葬、どちらを選ぶ?

費用で迷ったときの分かれ目は、突きつめると「お骨を手元に残したいかどうか」の一点です。ここがはっきりすれば、方法はほぼ自動的に決まります。

お骨を残したい/自宅で供養したい/納骨したい → 個別火葬(一任か立会)
お骨は残さず、供養はすべて任せたい/費用を最優先したい → 合同火葬、または自治体

立会か一任かは、「最期に手を合わせて見送りたいか」で選びます。金額差は数千〜1万円ほど。時間が取れないなら一任でも、丁寧に弔ってもらえることに変わりはありません。迷ったら、あとから変更できない合同火葬だけは慎重に選んでください。

火葬後の供養・納骨にかかる費用

火葬費用だけでなく、そのあとの供養で費用が発生することもあります。無理のない範囲で選べるよう、代表的な選択肢を挙げておきます。

自宅で手元供養…骨壺やメモリアルグッズの費用のみ。追加の維持費はかからない
納骨堂・個別墓に納骨…数万円〜。個別墓は年間の管理料がかかることもある
合同墓・供養塔…比較的安価。個別のお参りはできないことが多い
散骨…海洋散骨などで業者に依頼すると数万円。自宅の敷地内なら費用はかからない

「火葬まで」で考えていた予算に、供養の費用が乗ることがあります。トータルでいくらになるかを最初にイメージしておくと、あとで慌てずに済みます。

総額の内訳を具体例で見る

「個別火葬で3万円」と言われても、何にいくらかかるのかが見えないと不安です。総額がどう積み上がるかを、2つの例で見てみましょう(金額は目安で、業者・地域によって異なります)。

例1:猫・小型犬の個別火葬(訪問・一任)

項目 目安 補足
基本火葬料(個別・一任) 約25,000〜30,000円 お骨の返却まで含む
標準の骨壺・骨袋 基本料金に含む
出張費(エリア内) 0円 エリア外は距離で加算
骨壺カバー(任意) 約3,000円 つけない選択も可
合計の目安 約28,000〜33,000円 立会にすると+数千円

例2:大型犬の個別火葬(施設持ち込み・立会)

項目 目安 補足
基本火葬料(個別・立会) 約50,000〜60,000円 拾骨まで家族が立ち会う
標準の骨壺・骨袋 基本料金に含む 大型はサイズ差額が出ることも
高級骨壺(任意) 約5,000〜10,000円 標準ならこの費用はかからない
合計の目安 約50,000〜70,000円 選ぶオプションしだい

総額は「基本料金+任意オプションをどこまで足すか」で動きます。必要なものだけを選べば、表示価格に近い金額に収まります。逆に、勧められるままオプションを足していくと、想定より膨らみます。見積もりを受け取ったら「これは必須ですか、任意ですか」を1項目ずつ確認しましょう。

地域で料金は変わる?川崎市・目黒区・新宿区で調べた方へ

「川崎市 ペット火葬 料金」「目黒区 ペット火葬 料金」「新宿区 ペット火葬 料金」——地域名で調べている方に、仕組みを正直にお伝えします。

民間のペット葬儀社・訪問火葬には公的に決まった料金表はありません。会社ごとに料金を設定しているため、同じ市区内でも業者によって差があります。都市部は人件費や車両コストの関係でやや高めの傾向はありますが、「この区だから一律いくら」という定価は存在しません。地域名で相場を1つに絞るより、お住まいのエリアに対応する業者を2〜3社比べるほうが確実です。

一方で、市区町村によって金額が明確に決まっているのは「自治体の引き取り手数料」のほうです。これは川崎市・目黒区・新宿区など各自治体が定めており、無料の所も数千円の所もあります。地域ごとの正確な金額は、お住まいの市区町村(環境課・清掃事務所など)の窓口でご確認ください。

見落としやすい追加費用(骨壺・出張費・深夜料金)

基本料金だけを見て決めると、総額で数千〜1万円ほど上振れすることがあります。次の項目が見積もりに含まれているかを確認しましょう。

項目 費用の目安 補足
標準の骨壺・骨袋 基本料金に含むことが多い サイズや素材のグレードアップは別料金
骨壺カバー・化粧袋 約2,000〜5,000円 任意のオプション
高級骨壺・メモリアルグッズ 数千〜数万円 遺骨ペンダントなど。任意
出張費・車代(訪問火葬) 0〜5,000円ほど 対応エリア外は距離で加算されることがある
深夜・早朝・時間指定 約3,000〜10,000円 24時間対応の業者で割増が出ることがある
休日・繁忙期 数千円 業者による
お骨の郵送・返送 実費 遠方や後日返骨の場合

とくに骨壺は「標準は含むが、少し大きい子や見た目にこだわると差額」というパターンが多い項目です。見積もりの「一式」に何が含まれているかを、口頭でよいので確認しておきましょう。

「安すぎる業者」に注意。不法投棄と高額オプション

相場を大きく下回る料金には理由があることがあります。次のようなケースは避けてください。

・電話やチラシで極端な最安値を示し、当日に「この体格だと追加」「立会は別料金」と高額請求してくる
・見積もりの内訳が「一式◯◯円」だけで、返骨や骨壺の有無がはっきりしない
・料金を口頭でしか言わず、書面やサイトに明示しない
・住所や固定電話、運営会社の情報がサイトに見当たらない

さらに深刻なのは、引き取ったご遺体をきちんと火葬せず山林などへ不法投棄していた事例が過去に報道されている点です。極端に安い訪問火葬をうたう業者の一部で起きたトラブルで、料金だけで飛びつくと、大切な家族が弔われないまま終わってしまいかねません。「安さ」だけでなく「内訳の明快さ」で選んでください。

見積もりで必ず確認したい7つのこと

電話やサイトで、次の7点を先に確認しておくと、当日の行き違いをほぼ防げます。

1. 総額(表示価格のほかに追加料金が本当にないか)
2. 返骨の有無と方法(合同か個別か、拾骨できるか)
3. 立会ができるか、拾骨に家族が参加できるか
4. 骨壺代が含まれるか、どのグレードか
5. 出張費・深夜・休日の割増
6. キャンセル料と、その発生条件
7. 対応エリアと、電話から到着までのおおよその時間

料金を無理なく抑える現実的な方法

費用を抑えたいときに、供養の質を落とさずできる工夫もあります。

・お骨が不要なら合同火葬、または自治体を選ぶ
・骨壺やグッズは標準グレードにとどめる
・深夜・早朝の時間指定を避け、保冷して翌日以降に依頼する
・訪問火葬は対応エリア内の業者を選び、出張費を抑える
・2〜3社の見積もりを比べる(総額で比較する)

焦って1社で即決するのが、いちばん高くつきやすいパターンです。保冷さえできていれば、比べる時間は十分に作れます。

支払いのタイミングと方法

支払いは、火葬当日にその場で、というのが基本です。現金のほか、クレジットカードやQRコード決済に対応する業者も増えていますが、訪問火葬では現金のみという場合もあるため、予約時に支払い方法を確認しておきましょう。深夜や早朝は現金を用意しにくいこともあるので、事前に聞いておくと当日に慌てません。事情があれば、分割払いに応じてくれる葬儀社もあります。

ペット保険で葬儀費用はまかなえる?

多くのペット保険は治療費が対象で、火葬・葬儀の費用は補償の対象外であることが一般的です。ただし、一部の保険や共済には、亡くなったときに少額の「お見舞金」や「セレモニー費用」が出る特約が付いていることがあります。加入している保険の契約内容を確認し、該当する特約があれば申請しましょう。基本的には自己負担になると考えて、費用を見積もっておくのが安全です。

費用選びでよくある失敗

・電話の第一声「◯◯円から」だけで決め、当日の総額が想定の倍近くになった
・費用を優先して合同火葬を選んだあと、お骨を残したくなったが取り返せなかった
・深夜に呼んだら割増が付くことを知らず、想定外の請求になった
・体重区分の境目を確認せず、計測で1つ上の区分になり追加料金がかかった
・骨壺のグレードアップを勧められ、断りづらくてそのまま契約した

よくある質問(ペット火葬の料金)

Q. ペット火葬はいくらからできますか?

A. いちばん安いのは合同火葬で、体格の小さな子なら5,000〜8,000円ほどからが目安です。お骨を残したい場合は個別火葬になり、猫・小型犬で3万円前後、大型犬で5万円前後が相場です。金額は業者・地域で幅があるため、複数社の見積もりで比べてください。

Q. 猫の火葬の値段はどれくらいですか?

A. 個別火葬でおよそ2万5,000〜3万5,000円が目安です。立会にすると数千円ほど上がり、合同火葬なら1万円台に収まることもあります。骨壺のグレードや訪問火葬の出張費で総額は変わるので、内訳を確認しましょう。

Q. ペット火葬車(訪問火葬)の料金は?出張費はかかりますか?

A. 自宅に火葬車が来る訪問火葬は、体格しだいで1万5,000〜4万円ほどが目安で、料金体系は個別火葬に近いです。対応エリア内なら出張費が無料の業者も多い一方、エリア外だと距離に応じて数千円が加算されることがあります。予約時に自宅の住所を伝えて総額を確認してください。

Q. 川崎市・目黒区・新宿区など、住む地域で料金は変わりますか?

A. 民間のペット葬儀社・訪問火葬には公的な定価がなく、料金は会社ごとに設定されています。都市部はやや高めの傾向はありますが「この区だから一律いくら」という決まりはありません。エリア対応の業者を2〜3社比べるのが確実です。なお自治体の引き取り手数料は市区町村ごとに決まっているので、その金額はお住まいの窓口でご確認ください。

Q. 自治体(市の火葬)に頼むといくら?お骨は返りますか?

A. 自治体の引き取りは無料〜数千円ほどと安価ですが、多くは合同での処理となり、お骨は原則返りません。丁寧に供養してお骨を残したい場合は、民間の個別火葬を選んでください。処理方法は自治体で異なるため、事前に窓口で確認しましょう。

Q. 深夜や早朝でも来てもらえますか?割増はありますか?

A. 24時間対応の業者なら深夜・早朝でも対応可能ですが、時間帯によって3,000〜10,000円ほどの割増が付くことがあります。ただ、保冷ができていれば今すぐ火葬する必要はありません。落ち着いてから翌朝に依頼しても、費用を抑えつつ丁寧に見送れます。

この記事を書いた人:メモリアルキャリー編集部
ペットのご遺体安置装置「メモリアルキャリー」を運営する株式会社ペトリーの編集部です。ご家族からのご相談と、実際のご安置の現場で得た知見をもとに記事を作成しています。

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