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ペットの遺体の処分・処理方法は?正しいお別れの方法や手順とは

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2024年08月21日
ペットの遺体の処分・処理方法は?正しいお別れの方法や手順とは

大切なペットの遺体をどう処分するかは、多くの飼い主にとって重要な問題です。

しかし、適切な方法を選ぶことで、ペットへの最後の敬意を表すことができます。

自治体や埋葬方法、業者、寺院などさまざまな手順があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

どの方法を選ぶにしても、愛するペットの最期を尊重し、心を込めて見送ることが大切です。

そこで今回は、ペットの遺体をどう対応すればよいか解説しましょう。

ペットの遺体の処分・処理方法の種類

ペットの遺体の処分・処理方法の種類

ペットの遺体の処分や処理にはいくつか方法があります。

主な方法として自治体、自身での処分、火葬業者や寺院に依頼するといった方法が挙げられます。

ここではそれらの方法について、どのようなものなのか見ていきましょう。

1.市や区などの自治体に依頼する

ペットの遺体を処理する方法として最初に挙げられるのが市や区などの自治体に依頼する方法です。

この方法はペットの遺体の処分方法として、比較的利用しやすい方法でもあります。

ただ、注意点として火葬する際に他のペットと一緒に火葬したり、場合によってはごみなどの処分場で火葬される場合もあります。

安価にできるメリットはとても大きいものの、抵抗を感じる方もいるので、注意点を知ったうえで自治体に依頼するのがおすすめです。

2.埋葬など自分で処分する

自分でペットの遺体を処分する方法もあります。

小さなペットの遺体であれば庭などに穴を掘って埋葬するのも気軽な方法といえます。

ただ、注意点も多く、遺体の腐敗に伴って虫などが湧いてくるリスクがあることや埋葬場所はあくまで自宅敷地内に限るということです。

これらの点に注意して自分で処分する方法がおすすめです。

また、犬や猫など比較的大きなペットの場合は、埋葬するのではなく他の方法を利用して火葬することをおすすめします。

3.ペット火葬業者や寺院に依頼する

もっとも手厚くペットの遺体を処分したい場合は、ペットの火葬業者や寺院に依頼するのがおすすめです。

これらの方法は、ペットの遺体を預かり、人と同じように個別の形で火葬を行います。

さらに寺院の場合は読経を行ったり、宗教によってはミサを開いたりします。

家族として今までともに過ごしてきたペットに対し、最期まで家族の一員として弔いたいという人は、このような方法を選択します。

実際、ペット火葬業者を利用するといった方はとても多いのも特徴です。

ペットの遺体を処分するまでの自宅での安置・保管方法

ペットの遺体を処分するまでの自宅での安置・保管方法

ペットの遺体を処分するには適切な手順を踏む必要があります。

その手段とは、ペットの体勢を整える、清拭する、箱や棺に納める、そしてドライアイスや保冷剤で冷やす、そしてお供えをするといったことが挙げられます。

それぞれどのようなものか見ていきましょう。

死後硬直の前に体勢を整える

ペットはサイズにもよりますが、死後1時間から3時間死後硬直が始まり、すぐに硬直が完成してしまいます。

このような状況になってしまうと、後で体勢を変えようとしてもなかなか難しい、あるいは遺体を傷つけてしまうといったことが起こります。

このような状態にしないためにもまず、体勢を整えましょう。

寝ているような姿勢にして、目が開いている場合はまぶたをさわって閉じ、口が開いていたら閉じてあげます。

このような形にまずすることがポイントです。

ブラシやタオルで清拭する

体勢が整えられたらブラシやタオル、ガーゼなどを使って清拭をしましょう。

ペットの遺体は徐々に体液などで汚れてしまいます。

また、亡くなる前に血液などで汚れることもあります。

このような状況にしないためにもブラシやタオルで清拭を行います。

また、必要に応じてお尻などを綿花やティッシュなどで押さえ、ペットの遺体が汚れてしまうのを予防する処置を取ることも重要です。

きれいな形でペットの遺体を整えるようにしましょう。

箱や棺に納める

ペットの遺体を清めたら、箱や棺桶に納めます。

ペットの火葬業者に依頼すれば、ペットのサイズに合った最適なサイズの棺を用意してくれますが、そうでない場合は段ボール箱や発泡スチロール箱を用意して納めましょう。

この際も体液などが漏れ出してくることもあるので、毛布の下にビニールシートなどを敷いて箱から漏れ出すのを防ぐようにするのがおすすめです。

箱や棺に収めつつ、部屋などが汚れないような処置を行うこともポイントになります。

ドライアイスや保冷剤で冷やす

ペットはサイズにかかわらず、季節にかかわらず徐々に腐敗が進行してきます。

腐敗を放置してしまうと、悪臭をはなったり、虫が湧いたり、あるいは外見が悪くなってしまったりと弊害も少なくありません。

このような状況にしないためにもドライアイス保冷剤を使います。

基本的に首元、おなか、背中の3か所をしっかり冷やすようにします。

保冷剤は頻繁な交換が必要なことや水分が出てくるので、なるべく早い段階でドライアイスを使用するのがおすすめです。

お供えをする

ペットの遺体の処理が終わったら、最後にお供えをしましょう。

ペットの生前好きだった食べ物やおもちゃなどがおすすめです。

また、火葬するタイミングで一緒に燃やしたいお供えがあれば、燃えるもので有毒なガスをださないもの、そこまで多くないものを用意して棺や箱の中に入れておきます。

ここまで準備ができたら、埋葬や火葬などを行って、最後のお別れをするようにします。

あとは時間ができるので、ペットとの時間を大切にしながら過ごしましょう。

まとめ

今回はペットの遺体処分方法を紹介しました。

大きなペットは火葬が一般的で、もし個別の火葬を希望する場合は寺院や火葬業者に依頼するのがおすすめです。

また、最後に紹介した安置方法を参考に、ペットに敬意を払い火葬や埋葬に臨むようにしましょう。