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犬が亡くなったらどうする?最初の24時間にやることの順番

亡くなった直後にすること
2024年05月07日
愛する犬が亡くなってしまったら…飼い主がすべきことを徹底解説

最終更新日:2026年7月23日(内容を全面的に見直しました)


犬が亡くなったらどうする?最初にすることは「姿勢を整える」

愛犬が亡くなったら、まず2時間以内に姿勢を整えてください。死後1〜3時間で全身の硬直が始まり、それを過ぎると手足も目も動かせなくなります。冷やすのはその次、火葬先への連絡は当日中で間に合います。順番を間違えると、あとから取り返せるものと取り返せないものがあります。

この記事では、亡くなった直後からの24時間を0〜30分/30分〜2時間/2〜6時間/6〜24時間の4つに区切り、それぞれの時間帯に体で起きていること、飼い主さんがやること、そしてその時間を逃すと戻せなくなることを順に示します。深夜や休日に亡くなった場合の動き方、子どもへの伝え方、多頭飼いでほかの子に会わせるかどうかまで、この24時間で迷いやすい判断もあわせてまとめました。

最初の24時間にやることの早見表

先に全体を通しでご覧ください。慌てて動く必要はありませんが、時間の順番だけは決まっています。

時間帯 体に起きていること この時間にやること 逃すと取り返しがつかないこと
0〜30分 体温はまだ高く、全身がやわらかい。目と口が開いたままのことが多い 亡くなったことを確かめる/目と口をそっと閉じる/手足を胸のほうへたたむ/体の下にペットシーツを敷く 目と口。乾いてくると閉じなくなる
30分〜2時間 体温が1時間に約1℃ずつ下がる。口・鼻・お尻から体液や排泄物が出はじめる 体を拭く/毛並みを整える/部屋の温度を下げる/姿勢の最終確認 姿勢。硬直が始まると直せない
2〜6時間 あご・首・まぶたなど小さな筋肉から硬直が始まる(小型犬ほど早い) 箱や棺に寝かせる/お腹から冷やしはじめる/火葬先に一報を入れる 冷やしはじめる時刻。夏はこの遅れが臭いと膨らみに直結する
6〜24時間 硬直が全身に広がる。腐敗は内臓のあるお腹から静かに進んでいる 保冷剤を交換する(夏3〜4時間おき・冬6時間おき)/火葬日を決める/家族に知らせる 交換の途切れ。とくに就寝中の数時間

時間の区切りはあくまで目安です。体格が小さいほど硬直も体温低下も早く、大型犬はゆっくり進みます。夏の室内では表より早く、冬の涼しい部屋では遅く進むと考えてください。

【0〜30分】まだやわらかいうちに、姿勢を整える

畳に整えた寝床|まだやわらかいうちに姿勢を整える

この30分は、愛犬のお姿を決める時間です。あとの工程はすべてやり直しがききますが、目と口と手足の位置だけは、硬くなってからでは動かせません。

まず、本当に亡くなったのかを確かめる

確認するのは呼吸・心拍・体温・瞳孔の4つです。

  • 呼吸:鼻先に手の甲を近づける、または胸とお腹が上下していないかを1分ほど見る
  • 心拍:左前脚のつけ根(脇の下)か胸に手のひらを当てる。後ろ脚のつけ根の内側(大腿動脈)でも触れられる
  • 体温:犬の平熱は38〜39度と高めです。耳の内側や脇の下がはっきり冷たければ、時間が経っています
  • 瞳孔:目に光を当てても瞳孔が変化せず、開いたままになる

高齢や大きな病気のあとでは、呼吸も心拍もごく弱くなって見つけにくいことがあります。「仮死状態かもしれない」と迷ったときは、判断を自分で抱えこまず、かかりつけの動物病院か夜間救急に電話してください。電話口でも、確認すべき点を教えてもらえます。動物病院への伝え方と連絡先の判断は別の記事にまとめています。

目と口を、指先でそっと閉じる

まぶたは、上まぶたを指の腹で下方向にゆっくりなでるようにすると閉じます。一度で閉じなくても、数回くり返すと閉じることがあります。口は、下あごを手で軽く支えて閉じ、そのまま丸めたタオルをあごの下に置いて支えておきます。

それでも閉じきらない子はいます。無理に押しつけたり、テープなどで留めたりする必要はありません。半分開いたままでも、火葬のときには気になりません。閉じないことに落ち度はないと思ってください。

手足を胸のほうへ、そっとたたむ

横向きに寝かせ、前脚と後ろ脚をゆるく曲げて胸のほうへ引き寄せます。眠っているときの、いつものかたちです。関節を無理に曲げず、自然に曲がる範囲でとどめてください。

この姿勢には実務上の理由もあります。手足が伸びきったまま硬くなると、体長より二回りも大きな箱が必要になり、棺に入らないことがあります。とくに大型犬では、伸びた姿勢のまま硬直すると、火葬炉のサイズによっては受けられないケースも出てきます。

体の下にペットシーツを敷く

この段階で、体の下に吸水シーツを1枚差し込んでおいてください。まもなく口や鼻、お尻から体液や排泄物が出てきます。先に敷いておくと、あとで体を持ち上げる回数が減り、お姿を崩さずにすみます。

触れて、名前を呼んでかまわない

この時間帯、体にはまだぬくもりが残っています。抱きしめても、なでても、名前を呼んでも、お体に悪い影響はありません。作業を急ぐあまり、その時間を飛ばしてしまう飼い主さんは少なくありません。手を動かしながら話しかけて大丈夫です。

【30分〜2時間】体をきれいにして、部屋を冷やしはじめる

清拭の準備一式|体をきれいにして部屋を冷やしはじめる

姿勢が整ったら、次は清拭と環境づくりです。硬直が始まるまでの残り時間で、できることをすませます。

体液が出てくるのは、自然なこと

亡くなると全身の筋肉がゆるむため、口や鼻からうすい液が、お尻から便や尿が出てきます。苦しんだしるしでも、汚れているわけでもありません。ティッシュやペットシーツで受け、そのつど拭き取ってください。出続けるようなら、口元と肛門にコットンやガーゼを軽くあてておくと広がりません。

タオルは「固く絞る」。濡らしたままにしない

ぬるま湯でタオルを湿らせ、しっかり固く絞ってから拭きます。汚れやすいのは口のまわり、目のまわり、お尻、足の裏です。毛並みが乱れていればブラシか手ぐしで整えます。

やってはいけないのは、シャンプーやお湯で洗うこと、そして濡れたまま放置することです。水分は腐敗を早めます。拭いたあとは、乾いたタオルで水気を取ってください。

部屋の温度を下げる

ご遺体の安置に適した室温は0〜5℃です。ただし一般家庭のエアコンは16〜18℃前後までしか下がらないため、エアコンだけでは足りません。保冷剤やドライアイスとの併用が前提になります。

それでも、部屋を冷やしておく意味は大きいものです。冷房を最低設定にし、カーテンを閉め、直射日光と暖房器具、家電の排熱から離れた場所を選んでください。家の中でいちばん涼しい部屋——北側の和室や玄関に近い廊下などが向いています。冷風が直接当たると乾燥が進むので、風向きは体から外してください。

硬直が始まる前の、最後のチェック

姿勢を整えられるのは、原則としてここまでです。次の点をもう一度だけ見てください。

  • 目と口は閉じているか(閉じなければ、そのままで構わない)
  • 前脚・後ろ脚は胸のほうへたたまれているか
  • しっぽは体に沿っているか(伸びたまま硬直すると箱に入りにくい)
  • 首がのけぞっていないか(丸めたタオルで支える)
  • 用意する箱に、この姿勢で収まるか

硬直そのものの進み方や「解けたら生き返るのか」という疑問については、死後硬直はいつから始まり、いつ解けるのかで詳しく解説しています。

提携先の獣医師より

ワンちゃん、ネコちゃんが亡くなった直後、お身体に残った体温により腐敗が進行してしまいます。気温が10℃を下回る季節であっても、ご遺体を即座に冷却する必要があります。腐敗は体内温度が4℃を超えると進行してしまうため、冬場でも「寒いから大丈夫」と決めつけず、適切な方法で安置してあげましょう。

小滝橋動物病院 動物医療センター グループ代表 磯野先生(メモリアルキャリー提携先)

【2〜6時間】寝床を整えて、お腹から冷やしはじめる

硬直が始まる時間帯です。ここからは、お姿を「保つ」作業に切り替わります。

箱や棺は「体長+10cm」を目安に

専用の棺でなくても、丈夫な段ボール箱で十分です。たたんだ姿勢の体長より10cmほど大きいものを選び、底にはペットシーツ、その上にバスタオルか毛布を敷きます。

底が抜けないよう、外側からガムテープで補強してください。中型犬以上では、持ち上げたときに底が抜ける事故が実際に起きています。大型犬は無理に箱へ入れず、床にブルーシートとペットシーツを敷き、その上に毛布を重ねて寝かせるほうが安全です。

冷やす場所は、お腹が最優先

腐敗は内臓から始まります。冷やす順番は①お腹(内臓が集まる場所)②首・頭 ③背中です。頭だけ冷やしてお腹を放置するのが、いちばん多い失敗です。

保冷剤は必ずタオルで包んでから当ててください。直接当てると毛や皮膚に張りつき、結露でお体が濡れて逆に腐敗を早めます。体の下と上から挟むように置くと、下に敷いた分は体の重みで密着するため効率が上がります。

保冷剤は、家にある数では足りません

同時に当てる数は体格で変わります。小型犬(10kg未満)で4〜6個が出発点で、体が大きくなるほど増えます。さらに交換して回すため、その倍の数が必要です。ハードタイプ(1個350〜500g)を前提とした数で、30〜50gのソフトタイプでは必要数が大きく変わります。

この時間帯のうちに、ホームセンターやドラッグストア、スーパーの保冷剤売り場で買い足しておいてください。当て方の詳細は犬のご遺体を冷やす場所と手順体格別の個数と交換の回し方犬の保冷剤は何個必要かをご覧ください。

火葬先への連絡は「予約」でなく「相談」でいい

この時間帯にすることは、業者を1社選び抜くことではありません。電話を1本入れて、いつなら火葬できるかを聞くだけで十分です。日程の見当がつけば、あと何日ご自宅で安置すればよいかが決まり、保冷剤をどれだけ買うかも決まります。

その場で決めきれなければ、「明日の午前中にあらためて連絡します」と伝えて切って構いません。業者の選び方や費用の目安、当日の流れは犬が亡くなってから火葬までのチェックリストにまとめてあります。

【6〜24時間】安置を続けながら、日程と気持ちを整える

やるべき作業はほぼ終わりました。ここからは、冷却を切らさないことと、翌日以降の段取りです。

あと何日、家にいられるのか

冷やし方 夏(室温25℃前後) 冬(室温15℃以下)
何もしない(常温・冷房なし) 半日〜1日 1〜2日
保冷剤(+冷房) 1〜2日 2〜3日
ドライアイス(毎日補充) 4〜7日 7〜10日
業者の冷蔵保管(0〜2℃) 5〜10日 5〜10日
安置装置のレンタル(メモリアルキャリー) 最長20日 最長20日

保冷剤だけなら、夏は1〜2日、冬でも2〜3日が限界です。火葬まで3日以上空くなら、ドライアイスへの切り替えか、冷やす方法そのものの見直しを、この日のうちに検討してください。ドライアイスの扱い方は犬のドライアイスは何日もつかにまとめています。

夜のあいだの交換をどうするか

保冷剤の交換は夏で3〜4時間おき、冬で6時間おきです。つまり夏場は、眠っている間に一度は起きて替えることになります。ここで多くのご家族が消耗します。

現実的な対処は3つあります。

  • 就寝直前に、いちばん冷えた保冷剤に全部入れ替える。朝までの持ち時間を最大にする
  • 0時と4時にアラームをかけ、交代で担当を決める。ひとりで抱えない
  • 翌日の日中にドライアイスへ切り替える。ドライアイスは適量なら約24時間もつため、1日1回の交換ですみます

朝まで一度も交換できなかったとしても、責める必要はありません。冷房を効かせた部屋であれば、一晩でお姿が大きく変わることはまれです。

翌朝、確認したい4つのこと

  • お腹:張ってきていないか。膨らみは腐敗が進んだサインです
  • におい:顔を近づけて、いつもと違うにおいがしないか
  • 体の下:シーツが結露で濡れていないか。濡れていれば替える
  • 保冷剤:手で押してやわらかくなっていれば、冷却は切れています

お腹の張りやにおいが出てきたら、火葬を早めるか、冷やす手段を強めるかの判断が必要になります。

夜間・休日に亡くなったときの動き方

夜の静かな居間|夜間・休日に亡くなったときの動き方

「深夜に亡くなったが、どこにも連絡がつかない」という状況は、実際にいちばん多いパターンです。

深夜なら、朝まで待って構わない

夜のあいだにしなければならないのは、姿勢を整えること冷やすことの2つだけです。火葬の予約も、市役所の手続きも、翌朝でまったく問題ありません。日中に電話しなければ間に合わないものは、この24時間の中にはありません。

いま手に入るもので冷やす

保冷剤が家にないときは、深夜でも次のもので代用できます。

  • 冷凍した保冷剤の代わり:凍らせたペットボトル、冷凍の弁当用保冷剤、冷凍食品(未開封の袋のまま)
  • コンビニで買えるもの:ロックアイスなどの氷。ただし溶けると水が出るため、二重のポリ袋に入れ、必ずタオルで包む
  • 24時間営業のスーパー・ドラッグストア:ハードタイプの保冷剤、アイスノン、冷却まくら

いずれも、お体を濡らさないことが条件です。結露した水が毛につくと、腐敗が早まります。

年末年始・お盆に亡くなったとき

火葬業者も市役所も動きが鈍る時期です。休業が明けるまで数日空くことを前提に、初日からドライアイスや安置装置での長期安置を計画してください。この時期は保冷剤やドライアイスも品薄になりやすいため、必要量は早めに確保しておくと安心です。

家族への伝え方——とくに、子どもには

この24時間には、お体の世話とは別に、人に伝えるという仕事があります。

子どもに伝えるときの3つの原則

  • 「眠っている」「遠くへ行った」と言い換えない。あとで事実を知ったとき、嘘をつかれたと感じさせてしまいます。「死んでしまった」「もう息をしていない」と、そのままの言葉で伝えるほうが、子どもは受け止められます
  • 見せるかどうかは、本人に選ばせる。「会いたい?」と聞き、いやだと言えば無理に見せません。会いたいと言えば、そばに座らせて、なでてよいと伝えます
  • 「あなたのせいではない」と、はっきり言葉にする。子どもは「散歩に行かなかったから」「わたしがうるさくしたから」と自分に理由を探します。聞かれる前に、こちらから否定してください

そのあと、泣きたいだけ泣かせて構いません。作業を手伝いたがるなら、タオルで拭く、お花を選ぶ、手紙を書くといった役割を渡すと、気持ちの置き場所になります。

学校や仕事はどうするか

忌引きの制度はペットには適用されないのが一般的です。それでも、火葬に立ち会えるかどうかは、あとの後悔の大きさを左右します。半日の有給や、学校を1日休ませる判断を、遠慮しすぎないでください。

遠方の家族に会わせたいとき

実家の親や、進学・就職で離れた子どもに会わせたい場合、到着まで何日かかるかを先に確認してください。2日以内に来られるなら保冷剤で足ります。3日以上かかるなら、初日から冷やす手段を上げる必要があります。その判断は、この24時間のうちにしておくと間に合います。

多頭飼いの場合——ほかの子に会わせるか

結論からいえば、会わせたほうがよいと考えられています。

会わせる理由

犬は、いっしょに暮らしていた仲間が突然いなくなると、探しまわる・鳴き続ける・玄関で待ち続けるといった行動を見せることがあります。お体に触れ、においを確認することで、そうした探索行動が落ち着くことが多いと言われています。「どこかにいるはずだ」という状態が続くよりも、負担が小さくなります。

会わせるときの注意

  • リードをつけて、飼い主さんが横につく。においを嗅ぎ、なめ、前脚で触ろうとするのは自然な行動です。止めなくて構いません
  • 保冷剤やドライアイスに触れさせない。とくにドライアイスは表面が−78.5℃で、鼻先や舌が触れると凍傷になります。会わせるあいだは一時的に外すか、タオルでしっかり覆ってください
  • 長くても数分でよい。離れたがったら、そこで終わりにします
  • いやがる子を近づけない。後ずさりする、うなる、震えるといった反応が出たら、無理をさせません

残された子に出る変化

食欲が落ちる、夜鳴きをする、後追いが強くなる、逆にいつもより静かになる——これらは数日から数週間で落ち着くのがふつうです。生活のリズム(散歩・食事の時間)をなるべく変えず、留守番の時間を少し短くしてあげてください。1週間以上まったく食べない、水も飲まないという場合は、動物病院に相談してください。

最初の24時間で、やりがちな失敗

  • 悲しみで動けず、6時間以上たってから冷やしはじめた。夏場はこの遅れがそのまま臭いと膨らみになります。まず1個でいいので、お腹に当ててください
  • 頭だけ冷やしていた。腐敗はお腹から始まります。優先はお腹です
  • 保冷剤を直接、毛に当てた。結露でお体が濡れ、腐敗が早まります。必ずタオルを1枚挟んでください
  • 体をお湯で洗った。水分は腐敗を早めます。固く絞ったタオルで拭くだけにとどめます
  • 硬直した手足を、力ずくで曲げた。関節が外れたり骨が折れたりします。硬くなってしまったら、そのままの姿勢で入る大きさの箱を用意するほうが確実です
  • ビニール袋で全身を包んだ。湿気がこもり、かえって傷みます。包むならタオルか毛布です
  • 火葬の日程を決めないまま2日過ぎた。保冷剤だけで持つのは夏1〜2日・冬2〜3日です。日程が決まらないうちに限界が来ます

よくある質問

Q. 犬の死後硬直は、いつから始まりますか?

亡くなってからおよそ1〜3時間で、あご・首・まぶたなど小さな筋肉から始まります。小型犬ほど早く、大型犬はゆっくり進みます。夏の暖かい室内では早く、冬の涼しい部屋では遅くなります。姿勢を整えるのは、遅くとも2時間以内を目安にしてください。

Q. 硬直してしまい、手足が曲がりません。もう手遅れですか?

手遅れではありません。硬直は死後1〜3日かけて自然に解け、火葬のころにはたいていやわらかく戻っています。いまは無理に動かさず、その姿勢のまま入る大きさの箱を用意してください。解けてから、あらためて整えられます。

Q. 亡くなったあとも体が温かいのですが、生きているのでしょうか?

体温は1時間に約1℃ずつしか下がらないため、亡くなった直後はぬくもりが残っています。それだけで生死の判断はできません。呼吸・心拍・瞳孔の3点を確認し、それでも迷うときは動物病院に電話してください。

Q. 夜中に亡くなりました。いま何をすればいいですか?

目と口を閉じ、手足を胸のほうへたたみ、体の下にペットシーツを敷いてください。次に冷房を最低設定にし、家にある保冷剤をタオルで包んでお腹に当てます。火葬の連絡も市役所の手続きも、朝で間に合います。

Q. 死亡届はいつまでに出せばいいですか?

犬は狂犬病予防法で登録が義務づけられているため、亡くなってから30日以内に市区町村へ死亡届を出します。鑑札と注射済票を返却します。マイクロチップを登録している場合は、別途「死亡の届出」も必要です。手続きの詳細は市役所への届け出の記事をご覧ください。

Q. 火葬まで1週間空きます。保冷剤では足りませんか?

足りません。保冷剤で保てるのは夏1〜2日・冬2〜3日です。1週間なら、ドライアイスを毎日補充する(1日1回交換・猫や小型犬で3〜5kg、中型犬で5〜7kg、大型犬で7〜10kg)か、業者の冷蔵保管、あるいは安置装置のレンタルを選ぶことになります。

Q. メモリアルキャリーとはどのようなサービスですか?

火葬までのあいだ、ご自宅でご遺体を安置するための装置をレンタルするサービスです。ドライアイスも保冷剤の交換も不要で、凍らせないため、きれいなお姿のまま最長20日間お過ごしいただけます。対応エリアは関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)と東海(静岡・愛知)です。ご相談は0120-651-665で24時間承っています。

この24時間で、順番だけは間違えないでください

やることは多く見えますが、時間に縛られるのは最初の2時間だけです。姿勢を整える。冷やす。日程を決める。この3つの順番さえ守れば、あとは急ぐ必要はありません。

手を動かしている間は、悲しむ時間がないように感じるかもしれません。それでも、拭いてあげる、なでる、名前を呼ぶ——その一つひとつが、お別れの時間そのものです。作業と別のところに「ちゃんと悲しむ時間」を用意しなければいけないわけではありません。

出典・参考にした公的資料

料金・手続きは自治体や事業者によって異なります。最新の内容は各リンク先の公式情報をご確認ください。

この記事を書いた人:メモリアルキャリー編集部
ペットのご遺体安置装置「メモリアルキャリー」を運営する株式会社ペトリーの編集部です。ご家族からのご相談と、実際のご安置の現場で得た知見をもとに記事を作成しています。

火葬までのご安置に不安がある方へ

ドライアイスの交換や保冷剤の入れ替えに追われず、ご自宅で最長20日間、お別れの時間をゆっくり過ごせるレンタルのご安置サービス「メモリアルキャリー」があります。ドライアイス不要・交換不要・凍らせないため、きれいなお姿のままお見送りの準備ができます。関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)・東海(静岡・愛知)にお届け、24時間365日ご相談を承ります。

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