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ペットの遺体保存にドライアイスは必要?販売所や置き方なども解説!

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2024年03月19日
ペットの遺体保存にドライアイスは必要?販売所や置き方なども解説!

愛するペットとの突然のお別れ。

「気が動転して、何をしたらいいか分からない。」という方がいらっしゃるでしょう。

葬儀までの間、ペットを綺麗に安全な状態で保存してあげる事が、飼い主の最後の役目です。

最良のカタチで大切なペットをお見送り出来るように、本記事ではご遺体を綺麗な状態で保存する方法をご紹介します。

ペットの遺体保存でドライアイスは必要?

ペットの遺体保存でドライアイスは必要?

ご遺体の腐敗は胃や腸から始まり、全身に腐敗が進行してしまいます。

ドライアイスを使って冷却すると、腐敗を遅らせる事ができます。

ドライアイスは保冷力に優れており、人の遺体保存する時にも使われています。

ペットの遺体保存でドライアイスを使う理由

ドライアイスは-78℃と超低温で、長期間にも対応できる保冷力をもちます。

ドライアイスは、二酸化炭素を圧縮・冷却して固形にしたものです。

溶けた時に気化する為、水が垂れて遺体に付着することがなく、綺麗に保存する事ができます。

ドライアイスを使う際の注意点

-78℃と超低温で、素手で触れてしまうと凍傷してしまう恐れがあるので、必ず手袋を装着しましょう。

また、ドライアイスが気化する際、二酸化炭素を放出します。

二酸化炭素を多量に吸い込んでしまうと、酸欠状態になり、死に至る場合があります。

十分に換気を行ない、顔を近づける事がないように注意しましょう。

ペットの遺体保存用のドライアイスの置き方とは?手順も紹介

ペットの遺体保存用のドライアイスの置き方とは?手順も紹介

「どこで購入できるの?」「どのくらい量が必要なの?」という疑問も紐解いていきます。

棺桶を用意する

ペットが亡くなってから火葬までの間、ご遺体の保存場所に困っている方が多いようです。

ご遺体の保存場所としてよく挙げられるのが段ボールです。

しかし、段ボールにペットを入れたまま火葬することはできません。

ペットの火葬は、人の火葬と比べると温度が低く、段ボールも火葬してしまうと、黒いすすが残り、遺骨に色がついてしまう事があります。

ペット用棺を購入したり、ペット葬儀社に棺を用意してもらうのがいいでしょう。

遺体を清めて体液の流出を抑える

ペットが亡くなってから2時間後に、死後硬直が始まります。

その前に、まぶたを閉じ、手足を優しく曲げてあげましょう。

毛布の上にペットを移動し、毛並みを整えながら、ぬるま湯で浸したガーゼで全身を拭きます。

お腹・腰を中心にドライアイスを置く

ペットのご遺体は内臓から腐敗が進行していく為、お腹・腰あたりを中心にドライアイスを置きましょう。

ドライアイスが直接皮膚に触れると、低温やけどにより皮膚の色が変わってしまうことがあるので、置き方には注意が必要です。

直接皮膚に触れる事がないように、紙や布に包んで使用するようにしましょう。

また、ドライアイスの保冷効果を保つ為に、なるべく小分けにせず、塊のまま使用し、様子を見ながらドライアイスを交換していきましょう。

火葬まで見守る

ペットの遺体保存用のドライアイスの販売所は?

ペットの遺体保存用のドライアイスの販売所は?

ドライアイスの入手は、面倒と思われがちですが、意外にも気軽に手に入るようです。

1番容易に入手する方法は、ネット販売です。

5kgで3200円程度で販売されており、送料を含むと割増しになりますが、探す手間を考慮すると、コスパが良いのではないでしょうか。

現地で調達する場合は、地域の氷屋を探しましょう。

1kg 550円程度で販売されており、1番安価に入手する事ができます。

地域により取り扱っていない氷屋もあるので、あらかじめ問い合わせてみましょう。

まとめ

悲しさのあまり、何も準備できないという方が稀にいらっしゃいます。

まず落ち着いて、ペットが安心して旅立てるよう、しっかりと準備をしましょう。

準備する物や手順など、とっさに判断して行動するのは難しいです。

自分のペースで、一つ一つ準備していきましょう。