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ペットの遺体は保冷剤やドライアイスで保冷を!火葬までの安置方法ガイド

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2024年08月20日
ペットの遺体は保冷剤やドライアイスで保冷を!火葬までの安置方法ガイド

ご家族の一員であるペットが亡くなった後、深い悲しみを感じている飼い主様もいらっしゃることでしょう。

ペットとの最後の時間を後悔なく見送るためには、適切な遺体の処理が必要です。

本記事では、保冷剤やドライアイスのご遺体の安置から火葬までの流れを詳しく説明いたします。

最後の時間を穏やかに過ごせるよう、記事を参考に適切な処理を行ってください。

以下では、ドライアイス・保冷剤のメリット・デメリットやご遺体を保管できる期間について紹介いたします。

ペットの死後はすぐに保冷剤やドライアイスを使って遺体の安置を

ペットの死後はすぐに保冷剤やドライアイスを使って遺体の安置を

ペットの死後、ご遺体はすぐに腐敗が始まってしまいます。

そのため、ご遺体の処置はなるべく早めに行いましょう。

まず、ペットのご遺体はドライアイス保冷剤などを使って冷やしてあげます。

その間に火葬などの手続きを進めるのが一般的です。

ペットの安置になぜ保冷剤やドライアイスが必要なのでしょうか?

以下ではご遺体に冷却が必要な理由について説明します。

ドライアイスや保冷剤での処置が必要な理由

冷却は、ご遺体の腐敗を遅らせ、ペットを火葬まできれいに保つことのできる処理です。

遺体は死亡後、すぐに腐敗が始まってしまいます。

そのままにしていれば、時間が経つにつれて臭いや液体が漏れてきてしまいます。

お別れの時間まで大切なペットをきれいなまま保存してあげたいですよね。

ドライアイスや保冷剤で冷却すれば、ご遺体を低温に保って腐敗を遅らせることができます。

冷却して安置すれば、最後の時間までご遺体を清潔に、かつ生前のままの尊厳を持ってお見送りできるのです。

保冷剤・氷・ドライアイスのそれぞれのメリット・デメリット

遺体を冷却するための方法として、保冷剤、氷、ドライアイスがあります。

それぞれにどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

保冷剤は手軽で安全ですが、冷却力が弱いため頻繁に交換が必要です。

ご自宅でご用意できる氷も大変便利ですが、溶けた水が遺体を濡らしてしまう可能性があります。

ドライアイスは強力な冷却力が特徴です。

温度は−75℃と持続力も長く、約24時間も冷却効果が続きます。

しかし、取り扱いに注意が必要です。

直接触れば、低温火傷や凍傷の危険性があります。

取り扱う際は直接皮膚に触れないように軍手などをはめましょう。

さらに、ドライアイスをご遺体に直接置くと、ご遺体を傷つけてしまう恐れもあります。

薄い布や紙を巻いて使用するといいでしょう。

ドライアイスや保冷剤で遺体を安置できる期間

ご遺体を安置できる期間は、環境にもよりますが、数日から1週間ほどです。

ドライアイスは保冷力に優れており、最大で1週間ほど保管できます。

一方、保冷剤はドライアイスに比べて冷却力が弱く、持続して冷やし続けられないのがデメリットです。

そのため、保管できる日数も短くなります。

夏場では1〜2日、冬場で2〜3日程度が限界です。

どちらも適切な温度管理を行いながら遺体の状態を確認し、早めに火葬の手続きを進めることが望ましいでしょう。

ペットを保冷する前にすべきこと

ペットを保冷する前にすべきこと

大切なペットの体を腐敗から守るのに、冷却は欠かせない作業です。

しかし、冷却だけで終わりでないのも事実です。

きれいに安置するためには色々な処理が必要になります。

ペットのご遺体を大切に保存するために、以下の安置方法を参考に、ペットを丁寧に扱ってくださいね。

体勢を整える

まず、ペットが亡くなった直後に遺体の体勢を整えることが大切です。

死後硬直が始まる前に、手足を優しく曲げ、体の内側に寄せてあげます。

静かに眠っているような姿勢に整えてあげるといいでしょう。

硬直は30分〜数時間で起こり、筋肉や関節が固まりながら完全に動かなくなっていきます。

まずは体勢を整えて、その後遺体を棺や箱に収めやすいようにしましょう。

タオルやブラシで清拭する

ご遺体の体制が整ったら、ペットの体全体を拭いて綺麗にしてあげます。

まずは柔らかいタオルやお湯を用意します。

ペットとの最後の時間を慈しみながら、優しく汚れを拭き取ってあげましょう。

特に汚れやすい顔や足の周りを丁寧に拭き、清潔な状態にしてあげます。

体液が漏れてくることがありますが、自然な反応ですので安心してください。

ご遺体に無理のない範囲で構いませんので、全体を拭き取ってあげましょう。

納棺する

遺体を清拭した後は、棺や箱に収めます。

ペット専用の棺はネット通販で購入できますが、適切なサイズであれば段ボール等でも問題ないです。

箱の中にペットシーツや薄い布を敷くと良いでしょう。

保冷剤の水滴や体液が吸収され、ご遺体を傷めず保管できます。

ペットの好きだったおもちゃやお菓子を一緒に入れてあげることもできます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ペットの死後、遺体を適切に安置するためには、迅速かつ丁寧な対応が求められます。

保冷剤やドライアイスを使って冷却することで、大事なペットのご遺体をきれいに保てます。

遺体を保冷する前には、体勢を整え、清拭し、納棺を忘れず行いましょう。

本記事を参考に、愛するペットを適切に見送るための準備を整えましょう。