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ペットの死後はどうする?遺体の安置から火葬・供養までをガイド

未分類
2024年07月16日
ペットの死後はどうする?遺体の安置から火葬・供養までをガイド

大切だったペットが亡くなったらどうすればいい?

悲しみに暮れる飼い主さんには酷な話ですが、ペットが亡くなった後やらなければならないこと、やった方がいいことなどがたくさんあります。

ペットの死後、飼い主さんがやるべきことを具体的に詳しくご紹介します。

あまり考えたくないことですが、いつかはやってくるその日のための徹底ガイドをぜひチェックしてみてください。

ペットの死後はどうする?後悔しないお別れのために飼い主がやるべきこと

ペットの死後はどうする?後悔しないお別れのために飼い主がやるべきこと

可愛がっていたペットが亡くなるのはとても悲しいことですが、その後のお別れを後悔のないものにするにはどうすればいいかも重要です。

葬儀や火葬までの準備から供養に仕方まで、飼い主さんがやるべきことを解説します。

ペットの死後は遺体を速やかに安置する

ペットの死後は遺体を速やかに安置する

何をおいてもまずやらなければいけないのが、ペットの遺体を保存・安置することです。

遺体は亡くなった瞬間から腐敗が始まります。

自宅でそのまま置いておける期間は、冬場なら2~3日夏場はもっと短く1~2日が限度です。

遺体を安置する方法を解説します。

準備するもの

まずは遺体を保存・安置するために必要な物を用意します。

遺体を葬儀や火葬までの間、腐敗しないように保存するために使うのがドライアイスです。

ペットの大きさに合わせた量を使用すれば、約24時間遺体の腐敗を抑えることができ、ドライアイスを補充することである程度の日数保存が可能です。

次にペットの遺体を納めておくなどを用意します。

棺の代用に段ボール箱や発泡スチロールの箱でも構いません。

それ以外にも、ドライアイスに巻くタオルや新聞紙などの紙、棺や箱に敷くペットシーツや毛布、清拭に使うガーゼなども準備しましょう。

遺体の安置方法

続いては、遺体の安置方法を具体的に解説します。

遺体を安置する部屋は室温を低く設定し、直射日光が当たらない場所に遺体を納めた棺や箱を安置しましょう。

まず棺や箱の一番下にペットシーツなどを敷いて、排泄物や体液の漏れに備えます。

その上に毛布などを敷き遺体を横たえますが、その前に濡らしたガーゼなどで遺体をきれいに拭いてあげてブラシなどで毛並みを整えてあげましょう。

遺体の腐敗を抑えるためのドライアイスは、一番腐敗の速度が速い内臓を冷やす点にお腹と背中の2ヶ所に配置します。

大き目のペットなら頭や首回りにもドライアイスを配置すればより効果的です。

遺体を保存・安置できる期間

ドライアイスを使えば遺体の腐敗を抑えることができ、保存・安置できる期間を少し伸ばすことができます。

小型犬なら約3kg、中型犬であれば5kgほど、それ以上の大型犬なら7~10kgのドライアイスを配置すれば約24時間遺体を冷やすことができます。

ドライアイスが亡くなれば適宜補充することである程度の期間、保存・安置することが可能です。

季節や環境などで多少変わってきますが、7~10日は遺体をきれいなまま安置することができます。

ペットの葬儀を行う

ペットの葬儀を行う

遺体の安置ができたら葬儀や火葬の準備をしましょう。

葬儀をおこなう業者を探して契約するのですが、その葬儀・火葬にもいくつか種類があります。

葬儀・火葬の種類、大まかな費用の相場などについて詳しく解説します。

葬儀の種類

ペットの葬儀にもいくつか種類があり、火葬にもいろいろなやり方があります。

まず葬儀では、葬儀社などに自宅まで訪問してもらい遺体を預けて火葬や供養を全て任せてしまう方法や、実際に葬儀場などに出向いて葬儀・火葬をおこなう方法があります。

それ以外にも自宅まできてもらってその場で葬儀・火葬をおこなうサービスも最近増えています。

また火葬については、何体かの遺体をまとめて火葬する合同火葬と、一体ずつ火葬をおこなう個別火葬とに分かれています。

費用の目安としては、合同火葬なら1~5万円、個別火葬なら3~10万円といったところです。

ただ、葬儀のプランや葬儀社によって費用は違ってきますので、契約する前にしっかり内容を把握し飼い主さんが納得できるやり方を選びましょう。

ペットを供養する

ペットを供養する

ペットの葬儀・火葬が終わってもそれでお見送りが終了というわけではありません。

火葬したあとのペットの供養も飼い主さんにとっては重要な問題です。

どんな供養の仕方があるのか、そのやり方などを詳しくご紹介します。

供養の種類

例えば合同火葬を選択した場合は、遺骨を拾うことはできないので納骨したり散骨したりといった供養はできませんが、合同慰霊碑などに合祀します。

遺骨があれば墓地に埋葬したり、納骨堂に納めたり、自宅の庭に埋葬したりすることもできます。

もちろん、遺骨のあるなしに関わらず供養は飼い主さんの気持ち次第です。

遺骨はなくとも、自宅にペット用の仏壇を置いたり、お花やペットが好きだったおやつなどを供えてあげたりすることも立派な供養です。

愛犬の場合は市町村への届け出を

愛犬の場合は市町村への届け出を

亡くなったペットがワンちゃんだった場合は市区町村に届を出す必要があります。

死後30日以内に登録をおこなった自治体の保健所などに死亡届を提出し、鑑札や予防注射済み表などを返却しなければなりません。

手続きを怠ると予防注射の案内などが引き続き送られる可能性があります。

ペットロスとは?死後の辛い気持ちとの向き合い方

ペットロスとは?死後の辛い気持ちとの向き合い方

大切なペットが亡くなってしまう悲しみは、当事者である飼い主さんにしか分からない心の問題です。

近年、愛犬や愛猫を失ったことでおこる「ペットロス症候群」が増えています。

文字通りペットがいなくなることで身体的・精神的な不調を感じることです。

孤独感や喪失感、自責の念などを強く感じてしまう、あるいは食欲不振や頭痛、倦怠感などが発生するといったことが挙げられます。

ペットロスをやわらげる方法はいくつもあります。

無理に悲しい感情を抑え込まず、泣きたいときは泣くことや、家族や友人に悲しい気持ちを話すことも効果的です。

また、その日がいつか来ることを認識し心の準備をしておくのもペットロスを予防する良い方法です。

まとめ

大切なペットが亡くなったあと飼い主さんがどうすればいいかについてご紹介しました。

後悔のないお別れをするために、そしていざその時にパニックにならないようにするために、できる限りの準備を整えておきたいですね。